味噌作りワークショップ

　今日は、健康食の会のメンバーの勉強会を兼ねて、味噌作り体験をしました。講師には寺島あかねさんに来ていただきました。

　寺島さんは、日本国内にとどまらず、世界の国々でも味噌作りワークショップを開催し、味噌作りを広げる活動をされています。そんな「発酵旅人」寺島さんに、「味噌とはどんな食品なのか」「味噌にまつわるエピソード」などをお話ししながら、楽しく味噌作りを教えていただきました。

↓軟らかく蒸した大豆をつぶしていきます。ぐりぐり・・・。この大豆は山形県の農家さんが無農薬無化学肥料で作ったものなんだそうです。

↓麹と塩を合わせて、塩きり麹をつくっていきます。この麹も山形の同じ農家さんのもの。なかなか普段お目にかかれない生麹で、発酵の力が強いんだそうです。

↓潰した大豆と塩きり麹を合わせます。さらに、去年寺島さんが作った味噌を水で溶いたものを入れて、菌を繋げます。「美味しくなーれ」。

↓容器に詰めていきますよ～。空気をいれないように、ぎっちり詰めていきます。空気が入るとカビの原因になるんだそうです。

↓カビ防止に塩を少し降って、空気が入らないようにラップをします。

↓できました！！おうちに持ち帰ったら、重石をして、風通しの良いところに置いておくと、夏過ぎに出来上がるそうです。今は「塩辛い潰した大豆」ですが、この容器の中で、微生物さん達がせっせと働いて、「味噌」になるんですね～。発酵っておもしろい！！

　その後は、重ね煮という方法で作った豚汁と味噌おにぎり（どちらも寺島さんの手作り味噌使用）でランチとなりました。とてもたのしく勉強になりました。味噌が出来上がるのがとても楽しみです。