「災害に備えよう!」調理実習2018.8.23

 本日は八潮市「おいしく食べよう栄養教室」でした。9月1日は防災の日なので、災害時に役立つ「パッククッキング」で調理を行いました。

 パッククッキングは、鍋に湯を沸かし、ポリエチレン袋に食材と調味料をいれて、きつく結び、それを湯煎で加熱していく調理法です。洗い物が少なくて済むこと、カセットコンロでできることから、電気、ガス、水道が使えない災害時でも、家にある備蓄食品と、最低限の水で調理することができます。


↓これは、お米60gと水90mlをポリエチレン袋にいれて、空気を抜いてねじり、先を結びました。これを沸騰した湯の中にいれて、30分加熱します。



いろいろな食材と調味料を袋詰めして、湯煎に入れていきます。

↓こちらは大豆とひじきの煮物



↓こちらの班は野菜ジュースで作ったミネストローネと、大豆とひじきの煮物も同じ鍋で煮ています。



今日は食器に盛り付けましたが、水を節約したい災害時には、ポリエチレン袋のまま、茶碗に盛り付ければ、食後は食器を洗わずに、ポリエチレン袋を捨てるだけでOK!。湯煎に使った湯は汚れないので、また次の調理に使ったり、まな板、包丁を洗うのに使えます。



↓こちらは鮭缶でナゲットをつくりました。缶詰料理を普段の食生活に組み込んで、常におうちに缶詰を備蓄しておくと、いざというとき役立ちます。


本日の献立
ごはん3種(白飯のほかに試食でトマトジュースご飯、ひじき、干しシイタケ、干しごぼうの混ぜご飯も炊いてみました)
鮭缶ナゲット
切干大根の塩昆布和え
ミネストローネ
ゆべし風
エネルギー 643kcal たんぱく質 28.0g 塩分 2.9g


今日はとても暑い中、各班ひたすらぐつぐつ湯煎をする、という実習になってしまい、みんな汗だく(>_<)

慣れない調理法でバタバタしてしまいました。ちょっと詰め込みすぎたかな・・・と反省。

私もまだまだ研究が足らず、味が薄かったり、野菜が固かったり(水分が少なかったようです。)上手くいかなかったこともありましたが、調理法については、みなさん感心して下さいました。「ごはん、ちゃんと炊けてるわね。」と驚かれていました。

「いざという時に、役立ちそうね、勉強になったわ。」と感想を頂き、こちらもうれしく思いました(^^♪


担当青栁

健康食の会

私たちは埼玉県草加保健所管内で活動している 地域活動栄養士のグループです。 地域の皆さんに 健康的な生活を送っていただけるよう、 食育活動などを通してサポートすることを 目的として活動しています。

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